斎藤知事、きょうも「続投したい」…不信任案可決される見通し 知事応接室には“贈答品”
日テレNEWS NNN
不信任案が19日に可決される見通しとなった、兵庫県の斎藤知事。13日も、続投の意欲を示しました。その応接室には“おねだり疑惑”をめぐる品々が置かれていました。 ◇ 連日、登庁した際、取材に応じている斎藤知事。県庁の入り口で12日、次のような一幕がありました。
中へ入ろうとすると、県の職員でしょうか? お互い譲り合い、知事があとから中へ。“控えめ”な様子がうかがえます。しかしこのあと知事は、兵庫県議会の全議員から、辞職を求められることとなりました。 兵庫県 斎藤元彦知事(12日) 「それでもなおやはり、県政を担わせていただきたい。これからも斎藤県政として、しっかり担わせていただきたい」 一夜明けても… ──辞職しない考えに変わりはない?
兵庫県 斎藤元彦知事(13日午前) 「そうですね。昨晩申し上げた気持ちから変わりありません。続投したいという気持ちが強い」 何度も続投を表明する知事に対し、最大会派の自民などは、19日の本会議初日に不信任決議案を提出する方針を固めました。不信任案は可決する見通しとなっています。可決した場合、「辞職」か「議会の解散」かの選択を迫られますが… ──不信任案への対応は? 兵庫県 斎藤元彦知事 「法律の趣旨に基づいて、私としてどういう判断するか決めていく」 ──「解散」の選択肢を排除したわけではない? 兵庫県 斎藤元彦知事 「様々な選択肢を検討していく」 なぜ、続投にこだわるのか。語られたのは、これまでの成果と県政の改革への思いです。
兵庫県 斎藤元彦知事 「いわゆる天下り、65歳以上をやめる。公用車も(高級車の)センチュリーからアルファードに変えた。県の財政を立て直すことをやってきた。これが結果として今130億円、県の貯金の積み上げにもなった。若い世代の投資に向けていくことが私の改革。この歩みを止めるべきではない」 ◇ ただ、この3年で積み上げられたのは、成果だけではありません。