【バスケ】「吉と出るか凶と出るか」信州ブレイブウォリアーズがどうしてもペリン・ビュフォードが必要だった理由
「13人目の獲得はあるかもしれない」ロスター追加も
B2優勝、そしてB1昇格に向けて好スタートを切った信州。現在、12選手と契約をしており、帰化・アジア特別枠がロスター1枠空いている。13人目の選手獲得について勝久HCは「13人目のスポットをまだ空けているので、それをどう使うか、使えるか。そのポジションを含めて、13人目の獲得はあるかもしれない」としつつ、「まだ現時点で話せることはない」と話すにとどめた。 今後はパリ五輪から帰国した渡邉や外国籍選手たちがチームに合流し、開幕に向けて始動する。どういうチームを目指したいかという問いに対しては「去年どうしても欠けていた闘争心。気持ちの部分。時にはかなりエッジのあるチームになったとしても、闘争心のあるチームになれると思う」と展望する。 「既存のメンバー、そしてぺリンのような気持ちのリーダーがいたり、アキ・チェンバースも球際の強さが素晴らしいと思っている。飛勇とトヨ(狩野富成)という日本人ビッグマンがいることによって、テレンス(ウッドベリー)だったり、ぺリンだったり、ペリメーターの外国籍選手に活躍してもらえるという強み。ぺリンにしても(石川)海斗にしても、彼らのピック・アンド・ロールなど、起点になる選手の周りにアキやテレンス(がいる)。去年よりお互いの強みを生かせるような編成になった。それは強みになると思います」 苦しいシーズンとなった昨季を乗り越え、再浮上へのスタートを切った信州ブレイブウォリアーズ。今後どのようにチームが噛み合っていくかにも注目だ。
滝澤 俊之