横浜FMが5連敗回避の勝ち点3!! 鹿島に先制被弾も4発逆転勝利、西村拓真は復帰戦でゴールの起点に
[7.14 J1第23節 横浜FM 4-1 鹿島 日産ス] J1リーグは14日、各地で第23節を開催した。横浜F・マリノスは鹿島アントラーズに4-1で勝利した。4連敗中と苦戦が強いられているなかで先制点を許すも、MF天野純とDFエドゥアルドのゴールで逆転。FWエウベルとFW植中朝日にもゴールが生まれ、ホームで3ポイントを獲得している。 【写真】「なんと!」「こんなかわい子ちゃんが…」ユニ姿で連番観戦した“美女2人”に脚光 鹿島は前半7分、DF濃野公人のスルーパスに反応したMF名古新太郎がペナルティエリア内で転倒する。エドゥアルドに後方からスライディングを受ける形となり、ランコ・ポポヴィッチ監督が抗議。ただ川俣秀主審の判定はノーファウルだった。 それでも鹿島は前半29分、右からMF柴崎岳が蹴ったCKをDF植田直通が頭で合わせたボールがクロスバーを直撃。跳ね上がったところをDF関川郁万が折り返し、MF知念慶が押し込んで先制した。中盤が主戦場となった知念は、嬉しい今季リーグ戦初ゴールとなった。 横浜FMは1点差を追う前半45+3分、エドゥアルドのクロスがGK早川友基に直接向かうと、早川が弾いたボールは目の前のFWアンデルソン・ロペスに直撃。こぼれ球を拾った天野純が冷静に流し込み、前半のうちに同点とした。 1-1で迎えた後半7分、横浜FMがCKで逆転に成功する。エドゥアルドが天野の蹴ったボールにニアサイドで合わせると、ボールは逆サイドのポストに当たりながらゴールに吸い込まれた。エドゥアルドの今季初ゴールでリードを手にした横浜FMは同10分、セルベット(スイス)への期限付き移籍から復帰したFW西村拓真がピッチに入った。 追いかける鹿島は後半19分、知念のミドルシュートがエドゥアルドに当たってコースが変わるも、わずかに枠の左に逸れる。このプレーで獲得したCKを植田が合わせたが、これは枠の右に外れた。 すると後半26分、横浜FMに追加点が生まれる。西村のプレスでエウベルがボールを奪うとMF喜田拓也、西村、MF渡辺皓太と繋いでエウベルに渡る。エウベルは右サイドのFWヤン・マテウスに展開して中央で再びボールを受けると、右足で狙い澄ましたミドルシュートを放つ。これがゴール右に吸い込まれ、3-1とした。エウベルも今季初ゴールとなった。 横浜FMは後半35分、エウベルのクロスをFW宮市亮が折り返したボールはゴールエリア内の西村へ。合わせるだけの状況だったが寸前で植田に触られ、シュートは打てず。植田が触れたボールはクロスバーに当たり、関川が大きくクリアした。 なおも攻める横浜FMは後半アディショナルタイム、DF松原健のクロスを植中が合わせて4点目を奪い試合終了。5試合ぶりの勝利を手にした。