『カプセルトイ』業界の今 古代や宇宙などを旅する気分が味わえる“未来のカプセルトイ”も
日テレNEWS NNN
市場が拡大しているカプセルトイ業界。そんなカプセルトイの歴史を感じることができる『ガシャポン EXPO 2024 ~ガシャポンの未来を見に行こう!~』が27日から東京・池袋で開催されています。イベントでは、“未来のカプセルトイ”がお披露目されました。 【画像】カプセルトイのアイデアコンテスト受賞作品 カプセルトイの市場規模は年々増加傾向にあり、外国人旅行客にも人気で、去年の全体の売り上げは800億円以上になったといいます。 会場には、これまでの歴史を振り返るように、漫画『キン肉マン』のキャラクターをモデルにした消しゴム“キンケシ ”をはじめ、実在する文房具やスニーカーなど、ミニチュア化したものが展示されています。 子どもや大人にも親しまれるカプセルトイ。実はいま、さらなる進化を目指しているといいます。未来のカプセルトイが体験できるというブースで披露されたのは、カプセルトイ史上最大級の大きさだという『トラベルガシャポン』です。ブースの中に入ってハンドルを回すと、世界的な観光地や古代、未来、宇宙などを旅する気分が味わえ、体験後は旅先にまつわるチャームをお土産としてもらうことができます。 ほかにも、構想期間約5年をかけて実現させたという体験者の感情を分析し、“脳で回すというカプセルトイ”もありました。 カプセルトイの展望について、バンダイのベンダー事業部・近藤創さんは「今のただの自販機の中で販売しているにとどまらず、いろいろな可能性を模索していきたいなと思っております」と明かしました。 また、カプセルトイの需要を考慮して構想された、スタッフが背負って出張する移動型カプセルトイ『しょいポン』も計画中だということです。 (3月27日放送『news every.』より)