【ガーデニング】春植えの多年草おすすめ7選「だいじに育てて、長く楽しむ」
庭で植物を育てるなら、できるだけ長く楽しみたいもの。美しい花が咲く植物なら、なおさらです。 【花のアルバム】つる性植物の女王の気高さ「クレマチス」、薄青の小花が可憐な「ヒナソウ」など上手に育てて長く楽しみたい多年草たち 植物のなかには、開花シーズンが終われば枯れてしまうものもありますが、休眠期を経て再び開花する植物もあります。 今回は、来年も楽しみたいオシャレな多年草について、参考価格とともにご紹介。 春植えにおすすめのオシャレな植物たちがたくさん! みなさんも、色や花姿を見ながらお気に入りを見つけてみませんか? ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【豆知識一覧表】一年草・多年草って何がちがうの?
●【豆知識】多年草と一年草の違い ●多年草 季節が変わっても葉が枯れずに残り、毎年同じ株から花を咲かせる植物のことを指します。 ていねいに育てれば立派な株に生長する品種もありますが、数年程度で枯れてしまうものもあります。(※多年草の中には開花後に茎や葉が枯れるものもあり、それらを宿根草として区別する場合もあります) ●一年草 種まきをしてから、花が咲き、種をつけてやがて枯れるまでのサイクルが一年以内の植物のことをいいます。育つスピードが速く、次々と開花し華やかなものが多いのも特徴です。 次では、上手に育てて来年も楽しみたい、春に植えられるオシャレな多年草を解説付きで一気にご紹介します。育てやすくてオシャレな草花たちをお迎えしてみませんか?
【ガーデニング】上手に育てて来年も楽しみたい!春に植えられるオシャレな多年草おすすめ7選
●クレマチス つる性植物のクレマチスは、華やかで品のよい花を咲かせる多年草です。色や形だけでなく、開花時期も品種によって異なるので、組み合わせ次第でさまざまな楽しみ方ができます。 開花が終わると、やがて葉は枯れて枝だけが残りますが、根は生きています。開花時期が近づくと芽吹くので、様子を見ながら管理しましょう。 ※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗) ●ヒナソウ まるで野山に咲いているかのように、ひっそりと咲く様子が可憐なヒナソウ。小さな花が大変美しく、シェードガーデンにもおすすめの植物です。 高温や直射日光、乾燥が苦手なので、夏の管理にはやや注意が必要です。 ※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗) ●ペラルゴニウム ペラルゴニウムはゼラニウムと同じ科の多年草。ゼラニウムに似た花を咲かせますが、より可愛らしい花色が楽しめます。鉢いっぱいにこんもりと咲くので、ハンギングにもおすすめです。 開花は春から初夏まで。花が終わったら切り戻しをおこない、冬の寒さに気をつけて管理しましょう。 ※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗) ●アネモネ カラフルな花色が美しいアネモネは、植えっぱなしでも育てられる球根植物です。近年は八重咲きのゴージャスな品種も登場しており、寄せ植えで楽しむ人も増えています。 翌年、再び開花するためには花後の夏の管理が大切です。高温多湿を避けて養生させましょう。 ※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗) ●ヒメフウロソウ ヒメフウロソウはゲラニウムの仲間の多年草。ほふく性で花つきがよく、グランドカバーにもおすすめです。 品種が大変多く、なかでも八重咲きの品種は可憐ながらも存在感のある花を咲かせます。筋が入る花弁も特徴的です。 ※参考価格:400~1000円前後(3号ポット苗) ●オトメギキョウ パープルのベル型の花が可愛らしいオトメギキョウ。可愛らしさと同時に大人っぽさも感じられる多年草です。 日当たりがよいところを好みますが、直射日光を避けた半日陰程度のほうが生育場所に適しています。 ※参考価格:300~800円前後(3号ポット苗) ●ベロニカ ベロニカはロウソクのような形の花を咲かせる多年草。草丈も高いので、ガーデンの後方に植える植物として重宝します。 種類が豊富で、ほふくして育つ「ベロニカ・オックスフォードブルー」などは人気の品種です。品種によって生育環境が異なりますが、いずれも育てやすいのが特徴です。 ※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
今回は来年も楽しみたい、オシャレな多年草について紹介しました。 多年草は基本的に育てやすい植物ですが、育てる場所によっては季節ごとに生育環境を変えなければならない場合もあります。 特に近年の夏は異常な高温が続く場合もあるので、暑い間は日陰になる場所のほうが育てやすい場合もあります。環境に応じて場所を変えられる「鉢植え」で育ててみるのもおすすめです。
LIMO編集部