【速報】さいたま市PTA協の元会長ら逮捕、保険代理会社の役員も “使途不明金”で除名処分を受けていた元会長、支出すべて主導…協議会を私物化していた54歳(内容更新)
一方、市P協は昨年12月20日の理事会で、日P協の不明瞭な会計処理や高額な事務局支出などを理由に、正常なガバナンスが機能していないとして退会を決めていた。日P協が正常なガバナンスを取り戻したと判断した際は、加盟を再度検討するとしている。 総会は非公開で開催され、清水勇人市長らが来賓として出席し、あいさつした。使途不明金の再発防止策、日P協からの退会後の取り組みなどを報告し、24年度事業計画案や予算案などを承認した。 郡島典幸会長は総会後、「会計ルール、チェック体制強化の規定を作れたので、一安心した」と取材に答えた。使途不明金の発覚後、退会する学校が増え、加盟校は165校から150校に減少している。郡島会長は「子どもたちが楽しめる活動に軸足を置いていく。子どもも親も満足することで、PTAの活動の意義を周知していきたい」と話していた。