【髙梨沙羅】にとってメイクとは?「メイクのお陰で自分をより好きになれた」
昨年、17年間のプロサッカー選手生活にピリオドを打った槙野智章さん。現役時代から、日本代表選手にも選ばれた実力だけでなく、人の心を動かす力や巧みな話術でも注目の的に。そんな槙野さんの連載では日本を背負い、未来のスポーツシーンを明るくするカギとなるアスリートを迎えて対談形式でお届けします。今回は、ゲストにノルディックスキー・ジャンプの髙梨沙羅選手を迎えました。 〈画像で見る〉メイクが美しい!髙梨選手のインタビューショット
私にとってメイクは“モチベーター”なんです
槙野さん(以下、敬称略) まだまだ聞きたいことは数えきれないほどあるのですが、やっぱり美容が好きなVOCE読者が気になるのは、沙羅ちゃんの美しさがどんどん進化しているというところかな、と。 髙梨さん(以下、敬称略) わー! すごく嬉しいです。 槙野 スキージャンプの大会のとき、吹雪の中で飛んだあとでもメイクが乱れることなく凛としている印象がありますよね。そういうところに惹かれているファンも多いと思う! 髙梨 もともと祖母が身なりにこだわる人だったので、その教えを守って大人の身だしなみのひとつとしてメイクをするようになったのですが、いまとなってはオンとオフを切り替えるスイッチになっています。 槙野 僕も髪をしっかり横分けにまとめるとか、そういうことがスイッチになっていたタイプ。身なりから得る自信がパフォーマンスにつながる、絶対にありますよね。 髙梨 自分という枠を越えられるのもメイクの力だと感じます。メイクをすることで好きな自分になれるような気がします。少しずつでも自信を積み上げられたらいいなと思っています。 槙野 モチベーションアップにもなりそうですね。 髙梨 私にとってメイクは“モチベーター”的な役割も担っています。世界中どこでもいつでもできますしね……といいつつ、朝一回しかメイクしないので、アイラインがグズグズに崩れた状態でインタビューを受けていることもあります(笑)。 槙野 全然、そんな印象がない! 落ちないメイクアイテムのプロデュースをすればいいのに、と思っていたくらいですから。沙羅ちゃんが手掛けたアイテムなら絶対売れそう! 髙梨 考えたこともなかった……。今のところ、プロデュースする予定はありません(笑)。