【NFL】「今季のようなことは二度と起こってはならない」とジェッツWRウィルソン
現地7日(日)に17対3のほろ苦い勝利を収めたニューイングランド・ペイトリオッツ戦をもって、ニューヨーク・ジェッツの不本意な2023年シーズンは幕を閉じた。さて、今後は2024年に今シーズン――7勝10敗、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区3位――と同じような結果にならないようにすることに焦点が移る。このような作業はクラブに関わるすべての要素を振り返り、評価することから始まる。
最優先事項は人材面の見直しだろう。ヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーは月曜日に、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースのバックアップを務める選手の状況について、ジェネラルマネジャー(GM)ジョー・ダグラスと「話し合う必要がある」と認めた。ベテランQBのロジャースは2024年にチームの先発に復帰すると見込まれている。
サラーHCはロジャースについて「彼への期待に変わりはない」とコメント。
「スカウトチームでプレーしていた先月に、彼が私たちを圧倒するところを見たばかりだ。つまり、彼にはまだあらゆる種類の活力、エネルギー、腕の才能がある。彼はもっと燃え上がった状態で来るんじゃないかと思っている。だが、私が彼に期待しているのは、彼らしくあることだ」
『ESPN』によれば、ダグラスGMは月曜日に報道陣に対し、チームがロジャースを支えるベテランのバックアップQBを確保するために市場に出る「可能性は高い」と述べたという。ザック・ウィルソンとの契約について、ダグラスGMはトレードの電話には常に耳を傾けていると明かした。
スタッフ――特に、3つのユニットをそれぞれ担当しているスタッフ――に関して、サラーHCは劇的な変化を想定していない。それはつまり、攻撃コーディネーター(OC)のナサニエル・ハケットが2024年に戻ってくるということになるが、それは少なくともジェッツ攻撃陣の主要メンバーの1人を落胆させることになるかもしれない。