トヨタ「シエンタ」ライバル初公開! 8年ぶりに新小型ミニバン登場!? どんな人が新型「フリード」に興味示す?
ホンダ新型「フリード」登場! トヨタ「シエンタ」と比較する人は多い?
ホンダは2024年5月9日に新型「フリード」に関する情報を特設サイトで公開しました。 小型ミニバン市場では、トヨタ「シエンタ」と一騎打ちの状況ですが、ホンダ販売店にはシエンタと比較するユーザーからどのような反響があるのでしょうか。 【画像】「えっ…!」これが新型フリードです。画像を見る!(30枚以上)
フリードはコンパクトミニバンとして、その取り回しのしやすいボディと広い車内空間を兼ね備えたモデルです。 コンパクトミニバンといえばトヨタ「シエンタ」も挙げられ、フリードとシエンタは対をなすモデルとして両車とも高い人気を誇っています。 フリードは2008年に初代が誕生し、2016年にフルモデルチェンジが行われて2代目が登場しました。 対してシエンタは、2003年に初代が登場。その後2015年に2代目、2022年に3代目が登場しています。 3代目では昨今のアクティブなトレンドを随所に盛り込んだデザインや機能が特徴となっています。 そして今回、ホンダもフリードを8年ぶりにフルモデルチェンジ。3代目(以下新型フリード)はコンセプトに「スマイル”ジャストライトムーバー」が掲げられています。 ホンダは人々の暮らしとユーザーの気持ちに寄り添って日々の生活に笑顔を届けるクルマとなることを目指して開発したといいます。 また、新型フリードは「エアー」と「クロスター」という2タイプを展開。両モデルに3列シート仕様(6人乗り/7人乗り)が設定されるほか、クロスターには2列シート仕様(5人乗り)も用意。 ボディサイズは、フリードエアーが全長4310mm×全幅1695mm×全高1755mm。フリードクロスターが全長4310mm×全幅1720mm×全高1755mmとなっています。 対するシエンタも2列シート仕様(5人乗り)と3列シート仕様(7人乗り)を設定。フリードと違い6人乗りは設定されていません。 ボディサイズは全長4260mm×全幅1695mm×全高1695-1715mmとなっています。 エクステリアデザインでは、フリードには前述の通りシンプルでクリーンな造形のエアーとアクティブなアウトドア感のあるクロスターと分かれています。 ライバルのシエンタは、1タイプとなり基本がアクティブでアウトドア感のある印象があることから、フリードクロスターと近いテイストと言えます。 細かなフリードエアーとフリードクロスターの違いでは、フリードエアーはフロントのヘッドライトは細目の直線的なヘッドライトとなっており、シンプルかつスタイリッシュなデザインです。 シンプルな造形や水平基調としたベルトラインによってシンプルかつ上品さの演出、フロントフードやバンパーではボリューム感を出し、力強さや大型のクルマとしてのインパクトの強さを演出しています。 一方、フリードクロスターではボディーの下部にブラックを基調としたガーニッシュが施されており、シックな印象を受けます。 専用のフロントグリルやロアガーニッシュやルーフレールも採用されていることでアウトドアでの使用がより似合うデザインが施されています。 インテリアは、ユーザーの車内快適度を向上させる為に様々な工夫が施されています。 インパネにはトレーが設置されており、多くのモノが収納でき、扱いやすい設計がされています。 また、3列目のシートを上げて荷室として利用するユーザーも多いことから、座り心地は維持しながらシートの軽量化や薄型化によって扱いやすく、広い空間を作り出しています。 他にもリアクォーターガラスの面積を拡大していたり、リアクーラーを搭載していることから車内の快適度を向上しています。 従来モデルより評価を得ているシートアレンジについては今回の新型フリードでも継承され、1列目のシートの形状を好みに合わせて変更することでウォークスルーの快適性を向上しています。 またパワートレインでは、詳細なスペックは不明ながらガソリン車とハイブリッド車をラインナップすることが明らかになっています。 シエンタは、1.5リッターエンジンをベースとするガソリン車、ハイブリッド車が用意されています。