「YART」鈴鹿8耐への布陣発表! 特別カラーのYZF-R1で念願の表彰台を狙う
2024年7月19日(金)から21日(日)に開催される“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会。世界耐久選手権(EWC)にレギュラー参戦する「#1 YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team(YART)」の出場が決定した。ライダーは昨年同様、ニッコロ・カネパ選手(イタリア)、マービン・フリッツ選手(ドイツ)、カレル・ハニカ選手(チェコ)の3名が決定しており、チーム指揮にはマンディ・カインツ監督が起用される。 文/Webikeプラス 編集部
専用グラフィックのYZF-R1で鈴鹿8耐“初”の表彰台を目指す
2023年の鈴鹿8耐では、2番手走行中にトラブルに見舞われ22位となってしまったYART。しかし第1戦で2位、第2戦では優勝、最終戦では4位と、チームとしては2009年以来、当社にとっては2017年以来となるチャンピオンを獲得した。 ディフェンディングチャンピオンとして迎えた2024年シーズンでは、ル・マンでの開幕戦24時間耐久で3位表彰台を獲得。続くベルギーでのスパ8時間耐久では2年連続で優勝を果たし、今年の鈴鹿8耐では初の表彰台獲得を狙う。その勢いを崩さぬまま、最終戦のボルドール24時間耐久では2年連続となる世界チャンピオンを目指すそうだ。 マシンは引き続きヤマハフラッグシップモデルでお馴染みのYZF-R1。チーム名にも冠されるヤマハ純正ケミカルブランド「YAMALUBE(ヤマルーブ)」のロゴを配し、鈴鹿8耐専用グラフィックを纏う。
経験豊富なニッコロ・カネパ、マービン・フリッツ、カレル・ハニカを引き続き続投
イタリアから参戦のニッコロ・カネパは、2007年の「スーパーストック1000 CUP」でチャンピオンを獲得。「MotoGP」「Moto2」「スーパーバイク世界選手権」などに参戦してきた実力と経験を兼ね備えたライダーだ。 ロードレース選手権「IDM」を主戦場としてきたマービン・フリッツはドイツ出身。2014年にはYZF-R6でスーパースポーツ600のチャンピオンを獲得し、さらに2016年にはIDM最高峰のスーパーバイクでチャンピオンに輝いている。YARTのレギュラーライダーとしてEWCに参戦し、チームにとって欠かせない存在へと成長を果たした。 チェコ出身のカレル・ハニカは、レッドブルMotoGPルーキーズカップ、およびヨーロッパMoto3のチャンピオンに輝いた経歴を持つ。2023年にはベルギーのスパで自身初となる24時間レースを制するとともに、エンデュランスレースの世界チャンピオンの一員となった。 ────────── 2024 FIM世界耐久選手権 "コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会 詳細 ────────── 2024 FIM世界耐久選手権 "コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会 開催日程 2024年7月19日(金)~7月21日(日) 会場 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市稲生町7992)
Webikeプラス編集部