姉の復活Vに弟・河本力も歓喜「感動して泣きそう」
女子ツアー「NEC軽井沢72」で河本結が5年ぶりとなる復活優勝を挙げた。弟で1歳下の男子プロ、河本力も出場していた男子ツアー「横浜ミナト チャンピオンシップ」(神奈川・横浜CC)の会場で喜びの表情を見せた。 【画像】河本きょうだいペアで賞金2000万円GET 「めちゃくちゃうれしい。ずっといっしょにやってきて、米国に挑戦してちょっと苦しい時期もあったのを知っているので」 姉の結は2020年から米ツアーに参戦したが、21年5月には主戦場を国内ツアーに移した。今季は21試合に出場し、トップ10が13回と安定した成績を残していた。調子の良さは近くにいる弟が一番感じていた。 「今の結がすごく強いのは、ご飯行っているだけでも感じるし、一緒に車に乗っているだけでも、イケてんなって思えるぐらい自信に満ち溢れている。オーラがある。近いうちに勝つと思っていた。さっき母がうれし泣きしていて、それで感動して泣きそうだった」と家族で喜びをかみしめた。 今週の大会前には姉から直接指導もあった。「アプローチの打ち方、体の使い方を教えてもらった。すごい役に立った」。力は国内ツアーでは4試合ぶりの決勝ラウンドに進出。この日は「78」とスコアを落としたが、姉の活躍は大きな刺激となりそうだ。 2週後には2022年に初優勝をあげた「Sansan KBCオーガスタ」(福岡・芥屋GC)を控える。「内容じゃなく、結果が全てだと思う。アスリートは結果を出せるように。準備が大事と姉から言われているので。しっかりと質の良い準備ができるように」と姉に続くべく気持ちを引き締めた。