「映画で地域を元気づけたい」 地元愛媛でSDGsな映画製作に取り組む大森研一監督に思いを聞いた
地元への熱い思いとは?大森監督に直撃
鈍川温泉を舞台にしたのは、偶然ではない。大森監督は愛媛県出身で、コロナ禍をきっかけに、地元に足しげく通うようになった。 「まだまだ魅力的な場所がたくさんあります。それを映画を通じて伝えていきたい」と鈍川温泉への思いを話す。 地元の人々と交流を重ねる中で、企画が生まれたという。「SDGsの考え方も、地域の方々と話し合いながら形にしていきました」地元への熱い思いが、新たな映画表現を切り開いた。 過去に宇和島市や砥部町など愛媛県内を舞台に映画の撮影をしてきたが、「地元を撮りたい」という思いはここ数年でより強まったという。
国内外への発信も、地域活性化への期待高まる
気になる完成作品は映画館でおひろめされる。その後は、DVDや動画配信でのリリースも控えている。英語・中国語の字幕をつけ、海外の映画祭への出品も視野に入れているという。 大森監督: SDGsの精神は、世界中に広めるべきメッセージ。この映画を通じて、発信していきたい。 「ロケ地巡礼で訪れる人が増えれば、地元の魅力を実感してもらえるはず」と、鈍川が“映画の聖地”として注目を集め、地域活性化の起爆剤となることにも期待がかかる。特にホラー映画はロケ地巡礼の人気が高まる可能性があるという。 大森監督の挑戦が、愛媛県の新たな魅力を引き出す日も近いかもしれない。地域に根差した映画作りは、今後も続いていく。 (テレビ愛媛)
テレビ愛媛