【陸上】女子総合は大阪が3大会連続V! 前半やや苦戦もバランス良く得点 「仲の良いチーム」/佐賀国スポ
◇佐賀国民スポーツ大会(10月11~15日/佐賀・SAGAサンライズパーク/SAGAスタジアム) 佐賀国民スポーツ大会の成績をチェック!! 佐賀国民スポーツ大会の陸上競技は10月11日~15日の5日間行われ、皇后杯(女子総合)は大阪が74.5点で3大会連続の優勝を飾った。 今大会から「国民体育大会」から「国民スポーツ大会」へと名称が変更されて実施。大阪は成年、少年ともに3種目で優勝した。少年女子A800mの久保凛(東大阪大敬愛高)や同砲丸投げの坂ちはる(大体大浪商高)といったインターハイ覇者が実力を発揮し、最終日も成年女子800mで渡辺愛(園田学園女大)が優勝した。 舩津哲史監督は「成年の選手はすごく力がありましたし、今回は久保さんみたいなスター選手もいました。皇后杯獲得にあたって、本当に仲の良いチームだったと思います」と振り返る。 一方で、天皇杯(男女総合)では4日目を終えて優勝した京都と0.5点差の大接戦。渡辺の優勝で一時逆転したが、成年少年男女混合4×400mリレーを残していた京都に再逆転を許した。舩津監督は「前半は少し苦戦を強いられました。それが最終的に天皇杯に影響したと思います」と話した。 自身初の国スポに臨んだ久保は「チームに貢献できて、皇后杯も獲得できてうれしいです。すごく盛り上がっていて楽しい試合で、心に残る大会になったと思います」と笑顔だった。 皇后杯の2位は成年のトラック種目を中心に得点した京都(65点)。成年女子やり投でパリ五輪代表の上田百寧(ゼンリン)が優勝した福岡が、1点差の3位に続いている。
月陸編集部