ポーランド対オランダ戦の前に警官が暴漢に発砲 斧と火炎瓶を持って威嚇
事件は試合開催地ハンブルクの繁華街で発生
EURO2024は6月16日、グループDポーランド対オランダ戦がハンブルクで開催されたが、試合の約90分前に暴漢に対してドイツ警察が発砲した。 [動画]オランダ代表、先制されるもベグホルストが逆転の一発! ハンブルクの繁華街ザンクトパウリ地区で大勢の警官が警備をする中、興奮した様子で火炎瓶を持った男が斧を振りかざし警察に威嚇を行った。警察は武器を下ろすように警告を行ったが従わなかったため、やむなく発砲。 すると、犯人はパタリと路上に倒れ込み動かなくなったという。 「現在、警察はザンクトパウリで大規模な活動を行っています。初期の調査結果によると、ある人物が斧と火炎瓶で警官を脅迫しました。警察は銃器を使用しました。襲撃者は負傷し現在、治療を受けています」というハンブルク警察の声明を『AP通信』は伝えている。 警察当局によると、男は脚を撃たれて負傷しており、入院し治療を受けているという。他に負傷者はいなかった。 事件当時、周辺では多くのオランダサポーターが試合に向けて盛り上がっているところだった。警察は、この事件がEURO2024に関連していることを確認していない。
構成/ザ・ワールド編集部