涙をのんだEURO決勝からわずか“48時間” パルマーは早くも新シーズンに向けたトレーニングを開始か
前を向くレフティ
スペイン代表に1-2で敗れ、EURO2024準優勝に終わったイングランド代表。2大会連続で決勝へコマを進めたが、またしてもあと一歩届かなかった。 所属クラブで長いシーズンを戦った後、すぐさまEUROを戦った選手たちはプレシーズンまでの間束の間の休息となる。家族との時間を過ごしたり、旅行へ行くなどバカンスを楽しむ選手もいるなか、決勝から48時間も立たないうちにすでにトレーニングしている姿がSNSにて発見された選手がいる。コール・パルマーだ。 英『Daily Mail』によると、選手たちは月曜日にイングランドに帰国したようだが、パルマーは火曜日にジムでパーソナルトレーナーらしき人と筋トレを行ったようだ。その様子がトレーナーのインスタグラムのストーリーにて投稿されている。その投稿には「すぐ元に戻る」というキャプションがつけられ、早くも新シーズンに向けた準備を開始している模様。 イングランド代表としてEUROを戦ったパルマーは5試合に出場。1ゴール1アシストを記録し、特に準決勝と決勝では存在感を発揮した。しかしスタメン出場はなく、プレイ時間は145分と限られた起用となっており、昨季チェルシーで公式戦通算25ゴール15アシストを記録した同選手にとってはもっとプレイしたいという気持ちもあっただろう。 すでに新シーズンに向けた準備を行うパルマーが所属するチェルシーはエンツォ・マレスカ新監督を迎え、新たなチーム作りを行う。昨シーズンは後半の追い上げで最終的に6位でフィニッシュできたが、新シーズンはさらなる上位を目指している。そのためにはエースであるパルマーの活躍は欠かせず、同選手にかかる期待も大きい。 A代表での初の大舞台で悔し涙を流したパルマー。しかしイングランドの未来を担うレフティーはすでに前を向いており、さらなるレベルアップに向けたトレーニングを開始している。昨季大ブレイクを果たしたパルマーの新シーズンでの戦いから目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部