<小林裕介×市ノ瀬加那>アニメ「まどめ」でニヤニヤ&キュン 収録で恥ずかしくなる!?
HJ文庫(ホビージャパン)のライトノベルが原作のテレビアニメ「魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?(まどめ)」が4月4日からTOKYO MXほかで放送される。悪の魔術師として人々に恐れられているザガンが、白い髪のエルフの少女・ネフェリア(ネフィ)と運命的な出会いを果たす……という異世界ファンタジー×王道ラブコメ。ザガンは、不器用で口が悪いが、ネフィに好意を持ち、どう接したらいいか?と悩む。ネフィは、自分のことを「必要だ」と言ってくれたザガンに少しずつ心を開いていくことになる。ザガン役の小林裕さん、ネフィ役の市ノ瀬加那さんに「まどめ」について聞いた。 【写真特集】髪のエルフが可愛すぎて! デレデレ!! 話題の「まどめ」 ビジュアル一挙公開
◇市ノ瀬加那の「鈴を転がすような声」
--作品の印象は?
小林さん タイトルからはラブコメ感をひしひし感じましたが、実際に読んでみたらラブコメは十二分にありつつもストーリーが思った以上に壮大でした。最初の段階でザガンは魔王ではなく、運命に導かれるようにさまざまな出来事に直面していきます。そして恋愛だけではなく家族愛を育んでいく描写もあり、物語としていろいろな楽しみ方ができるなと感じながら面白く読ませていただきました。
市ノ瀬さん サガンのモノローグと言葉のちぐはぐ具合、本当はこう思っているけど、うまく言えない不器用なところが愛らしいんです。2人のやり取りにキュンとして、甘酸っぱい気持ちになりました。第1話の収録の時、監督さん、音響監督さんに「ギャグとシリアスの切り替えが大事な作品」と説明されて、いろいろな要素があって、見応えのある作品です。
--ザガンはギャップが魅力です。
小林さん ザガンは、表面には人付き合いを全くしていなかったが故の不器用な面を出しますが、裏では全く違うことを考えています。人見知りが発揮され、戸惑っている心の声が本来の彼の姿だと思うんです。なのでモノローグを演じる時は表情に縛られず、セリフから感じとったものをストレートにやってみました。結果、表に出しているクールさとのコントラストが出て、面白くなればいいな、と。大変だったのは、モノローグとオンの芝居を別々に収録せずに、流れで収録したところです。スパルタだな!って思います(笑い)。