近藤真彦ほど「歌唱力ない」トヨタ会長ほど「力ない」瑶子さまのモータースポーツ愛ある“イジり”スピーチに集まる称賛
7月21日、国内自動車レース「スーパーフォーミュラ」第4戦の決勝が富士スピードウェイでおこなわれた。 【写真あり】瑶子さまも来場のレース会場で「赤いちゃんちゃんこ」を着せられた近藤真彦 「F1カーに近い形の車で争われるスーパーフォーミュラですが、2024年は全9戦が開催されます。同大会の運営団体である、日本レースプロモーションの会長を、近藤真彦さんが務めていることでも有名です。 積極的にプロモーション施策を打ってきたスーパーフォーミュラですが、じつはこの第4戦には、大会特別名誉総裁として三笠宮家の瑶子さまが来場され、『第1回瑶子女王杯』と銘打たれたレースの優勝者には賜杯も贈られました。 決勝前日から瑶子さまは来場されており、記者会見も開かれていました。2024年4月の『F1日本グランプリ』に来場されたことも知られており、瑶子さまのモータースポーツ好きは、関係者の間では有名だったんです」(スポーツライター) 瑶子さまの父で「ヒゲの殿下」の愛称で親しまれていた故・三笠宮寛仁親王も、自動車への造詣が深かったことで知られている。そんな父とともに、瑶子さまは東京モーターショーにも来場されたこともある。 決勝レース前のご挨拶に臨まれた瑶子さまは、鈴鹿サーキットやスポーツランドSUGOといった国内の有名サーキットに“私的に”来場した経験を明かされ「にわかファンではございません」と、会場に堂々と宣言。 そして、自身の名が冠されたことについて「私の知名度というのは、みなさんあまり知られていない」と謙遜する様子を見せられたかと思うと「(私は)近藤真彦さんに比べれば知名度もなく、歌唱力もございませんので、劣るところもございます」と続けて、会場からは思わぬ“ひと笑い”も起きた。 瑶子さまは、その後も「トヨタ自動車の豊田章男会長に比べましても知名度はだいぶ劣り、(自分は)力も何もございません」と、大胆なスピーチを披露された。 前出のスポーツライターがこう話す。 「まさか、2人とも自分の名前が出るとは思わなかったようで、近藤さんは恐縮したように頭を下げていました。豊田氏は『力も何も……』という場面で、非常に引きつった表情になっていましたね(笑)」 これ以外にも、瑶子さまと対面したドライバーたちの緊張ぶりなども盛り込まれた、5分ほどのスピーチは、会場をおおいに沸かせた。 このスピーチを聞いたX上のファンからは、驚きとともに、こんな声が聞かれていた。 《近藤真彦JRP会長始め、ドライバー達をイジり倒したりで、モタスポ愛あふるる素晴らしい内容でした》 《なかなかくだけた面白めのスピーチをなされる瑶子女王殿下》 《瑶子女王殿下のスピーチ、面白いというかイジリがある内容で笑っちゃう》 最近では、姉の彬子さまが自ら著した『赤と青のガウン オックスフォード留学記』(PHP研究所刊)も話題になっている。 さまざまな形で、皇室への親近感は増していくものだ。