人気の特急型車両「185系」モチーフの部屋 さいたま新都心のホテルに開設 線路に面した部屋で行き交う列車が眼下に 特典として宿泊客限定のグッズも
埼玉県さいたま市中央区のホテルメトロポリタンさいたま新都心は、国鉄型特急列車の「185系」をモチーフにした部屋を新たに開設した。実際に使われていた座席のシートや走行中の写真が飾られ、鉄道ファンの心をくすぐる。来年3月31日まで宿泊できる。 大宮で鉄道ファンご満悦、懐かしい車両勢ぞろい 「185系」乗り「EF81形」「カヤ27形」連結見学も
185系は1981年に導入され、「踊り子」や「草津」などの特急車両として活躍した。2021年に定期運行を終了してもなお臨時列車として多くの人から愛されている。 9月には親子を招いた内覧会が行われた。部屋からはJRさいたま新都心駅周辺を見ることができ、子どもたちは特急用の座席に座りながら、眼下を通り過ぎる列車をうれしそうに眺めていた。東京都杉並区の近藤桂太さん(9)は「座席を一番お薦めしたい。座りながらずっと外を眺めていたい」と特等席を満喫していた。 特典として宿泊客限定の185系グッズもついてくる。 問い合わせは、同ホテル(電話048・851・1111)へ。