「ツール・ド・九州」を現地観戦したゼミ生らと西スポWEB OTTO!特別アドバイザーの築城昌拓氏(右)

　西スポWEB OTTO!が主宰する学生スポーツゼミ(ゼミ長・市川圭之介日本経済大学准教授)を受講する大学生6人が、国際自転車ロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2024」の「福岡ステージ」を盛り上げた。事前に地元福岡のチーム「VC FUKUOKA」の佐藤信哉監督から「大会をもっと盛り上げてほしい！」と協力の依頼があり、若者視点から様々なアイデアを提案。選手やチーム情報が掲載された「応援ハリセン」や「応援フラッグ」などが採用された。学生たちは最終日の14日、現地観戦し、ファンたちと共にレースを盛り上げた。 ■見どころは勝敗だけじゃない！ツール・ド・九州の魅力を出場チームの監督に突撃取材！

応援フラッグを持ち、盛り上げるゼミ生

イベント当日に参加したゼミ生に、今回の挑戦や体験の感想などを語ってもらった。 【船越翔太】 　レースを見てまず感じたことは「選手の駆け抜けるスピードは想像の何倍も速い！」ということでした。先導の車は一般道を走る車とスピードは変わらないのに、それと同じスピードで走っている自転車に圧倒されました。 　今回のレースではゼミで考案したハリセンを配布しました。本体にはVC FUKUOKAの選手の紹介が記載されています。あまりチームを知らない人にとっては選手を知ってもらえるし、知っている人には、そのまま応援アイテムとして活用してもらえます。まさに狙い通り、どのような人でも喜んで使って貰っているなと思いました。私にとっても、初の自転車のレース観戦ということもあり、ハリセンからの情報で、レース観戦の楽しさが増しました。 　また、レースを開催することによって、地域の活性化にも繋がっていることが伝わりました。福岡県観光連盟によると、道路整備、ガイド、バスの確保、休憩所、選手のサポートなどを、徹底して行おうと尽力したそうです。今回の大会への気持ちが大変伝わりました。 　近年では台湾、韓国などからのお客さんが増えているそうで、次回からはオーストラリアの観客も増やしたいとのことです。実際に会場には多くの外国人の方がおり、コスプレなどをして楽しんでいる観光客も見られました。