娘(15歳)も絶賛!「ブリと大根」の炊き込みご飯はこんな作り方で【お米農家のヨメごはん】
こんにちは!富山県の黒部市というところで、お米だけを作っている小さな小さな農家の濱田律子です。旦那とココ(娘・15歳)と3人で、地道に真面目にコツコツとお米を作りながら、仕事に子育てにドタバタもがきつつも楽しく暮らす。そんな私たちの、食卓周りの日常を皆さんにお伝えする連載125回目。 今回は富山の代表的なお魚、ブリを使った炊き込みご飯と、 ブリといえば氷見、被災後ようやく訪れる事ができた氷見の、とある水産加工会社さんの今の様子をお伝えしたいと思います。 【写真15枚】「ブリと大根の炊き込みご飯」作りを写真で見る。ご飯だけで十分にご馳走!お味噌汁とお漬物と梅干しを添えて
今年は豊漁のブリを炊き込みごはんに!
富山県を代表するお魚といえば、やっぱりブリだろう。 でもちょっとお高めのお魚なので、なかなか買えないのも事実。ブリよりお手頃な、フクラギ(ブリの幼魚)を食べる事が多い。 でも今年はブリが豊漁で、スーパーにもたくさんのブリが並んでいる。 そんなわけで、久しぶりにブリの切り身を買った。ブリを使ったお料理でまず思い浮かぶのは、ブリ大根。 だけれども、少しアレンジして「ブリと大根の炊き込みご飯」を作ってみた。 大根は小さめのサイコロ状に、大根の葉はザクザク切る。 ブリは30分くらい、醤油・酒・味醂・生姜(手軽にチューブ入りのものを使用)を合わせたタレに漬けこんでおく。 フライパンでサッと焦げ目がつくくらい焼いたら、もうこれだけで美味しそう。 研いだお米に、いつもの水加減に酒・醤油・塩を少々加えて、まずは大根、次に焼き目をつけたブリをのせて炊く。 炊き上がったらすぐに大根の葉っぱを入れて蒸らそうと思っていたのに、すっかり忘れてしまった。 蒸らし終わった後に慌てて投入。 少し硬い状態になったけれど、それはそれでアクセントになったという事にしておこう。 ご飯だけで十分にご馳走だから、お汁はすぐに火が通る具材(エノキと長ネギ)でお味噌汁に。 お漬物と梅干しを添えて、いただきます! 主張の強いブリを大根が優しく受け止めて、その2つの味わいが染みこむ炊き込みご飯。これは美味しい。気持ちに余裕があれば、針生姜をたっぷり散らすといいかも。 生魚は食べられないけれど、お魚そのものは大好きな娘も大満足。ピースをいただいた。 そんな娘は、もう少しで中学校を卒業する。 自分でできる事が増えてきた。もう1人であちこち出かけられるし、わからない事を自分で解決する事もできるようになった。けれど、まだまだ読めない漢字、知らない言葉も多い。もっともっと勉強して経験して、この世界を楽しんでほしい。 この先の高校生活が有意義になるよう、親としてこれからも惜しみなく手助けしていく所存だ。過保護・過干渉になりすぎず、助けを求めてきた時にはいつでも頼れる存在でありたい。