石田龍大が橋本雷汰を破りフェザー級王座を獲得。「明日勝っても負けても戦いたい」と軍司泰斗戦をアピール【Krush】
判定は29-29、30-30、30-30のドローで延長に。 延長R、ともに右ジャブを刺す。石田が左を上下に打ち分けるが橋本も左を返す。石田の右フックで橋本の顎がはねる。石田は右ジャブ。橋本が詰めて左を振るが力みが目立つ。追う橋本だが石田は足を使って左に回り、右ジャブ、左ストレート。橋本がいつしか鼻血を流す。橋本は左ロー。石田が左ストレート、右アッパー。追う橋本だが石田はスウェーで交わし、足を使って回る。橋本が詰めてパンチも石田はガード。 判定は9-10、10-9、10-9の2-1で石田が勝利を収めた。
石田は試合後のマイクで「今日戦ってくれた雷汰も、POWER OF DREAMにおる楓汰も、19歳とは思えないぐらい根性あって強いんで、これからの2人の試合もぜひ注目してやってください。そして感謝を伝えたい人はたくさんいるんですけど、まず家族。お父さん、お母さん、お姉ちゃん2人という環境に生まれて、そして甘やかされて育ってきました。そんな家族がずっと俺の心の支えです。ありがとうございます。そして幼稚園から高校卒業まで大阪でお世話になった、拳心會舘代表の横山先生。今日、会場に来てくれてると思うんですけど、本当に横山先生との出会いがあったから夢中になれるスポーツに出会えたし、格闘技にも出会えました。ありがとうございます。そして、高校卒業から今まで、これからもお世話になるPOWER OF DREAMの古川会長は…、本当に会長と出会えて、格闘技もそうなんすけど、人としてもすごく成長できたと思ってます。俺は先輩方のように才能があるわけでもなく、言われたことをすぐできないんですけど、そういう俺にも一生懸命指導してくれたので、ここまで来れたと思っています。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。
そして「圧勝で勝ちたかったんですけど、無理だったのでしっかりまた鍛え直します。そして明日、K-1でフェザー級タイトルマッチがあると思うんですけど、チャンピオンが勝っても負けても、俺は軍司選手と戦いたいと思っています。次の相手、俺でお願いします。そして最後に俺のこのマイクを聞いてくれた後楽園の皆さん、そしてABEMAで見てくれている皆さん、本当にありがとうございます。1人でもこういったファンを増やせるような選手になっていくので、これからの石田龍大にご期待とご注目のほど、よろしくお願いします」とK-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗との対戦をアピールした。 軍司は29日に東京・国立代々木競技場 第二体育館で開催される「K-1 WORLD MAX 2024」で寺田匠を相手に防衛戦に臨む。