開会式でセーヌ川を船でパレードする日本選手団（2024年7月26日撮影）

　今夏、パリで行われた五輪（オリンピック）とパラリンピックに出場した日本選手団が、東京・日本橋で11月30日に合同パレードを開催する。11日、日本オリンピック委員会（JOC）と日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会（JPC）から発表された。 　「パリ2024オリンピック・パラリンピックTEAM JAPAN応援感謝イベント」と題して、午前9時30分から11時の1時間半、実施される予定（雨天決行・荒天中止）。出発式ステージは東京・中央区のコレド室町テラス大屋根広場、イベントコースは日本橋中央通りに約700メートル設けられる。 　選手団は、室町三丁目南交差点→日本橋北詰交差点→室町三丁目南交差点をUターンする形で練り歩く。参加者は「集約中のため後日お知らせいたします」という。 　当日、周辺では最大で午前7時30分から正午までの4時間半、交通規制が行われる。 　12年ロンドン五輪メダリストによるパレードは銀座中央通りの約1キロを20分かけて移動し、沿道には50万人が集まった。 　16年リオデジャネイロ大会は五輪・パラリンピックの日本選手団が合同で、約80万人が詰めかけた。銀座8丁目交差点から日本橋室町まで2・5キロを40分、パレードした。 　新型コロナウイルス感染拡大の影響で21年に延期された東京大会は、実施されなかった。8年ぶりの開催となる。