朝ドラ「舞いあがれ!」の福原遥・赤楚衛二ら悪疫退散願い「福は内」 大阪・成田山
朝ドラ「舞いあがれ!」の福原遥・赤楚衛二ら悪疫退散願い「福は内」 大阪・成田山
「交通安全祈願」で知られる成田山大阪別院明王院(大阪府寝屋川市)で3日、3年ぶりに恒例の「節分祭」が行われ、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」のヒロイン、岩倉舞を演じる福原遥をはじめとする出演者が交通安全や悪疫退散などを願い「福は内」と元気に豆をまいた。 【動画】舞いあがれ!の福原遥、赤楚衛二、古舘寛治が悪疫退散願い「福は内」
同院には交通安全祈願の専用祈祷殿が作られており「交通事故防止」や「交通安全」を訴えるため、1982年から同局のドラマに出演する俳優らが豆まきに参加。 1985年からはNHK連続テレビ小説の出演者に参加を依頼し、毎年恒例の節分行事として、関西で親しまれていた。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、一昨年と昨年はドラマ出演者による豆まきの開催は見送られ、福豆を配る形で行われていた。 今回は、「舞いあがれ!」の主演である福原と、福原が演じる舞の幼なじみ、梅津貴司を演じる赤楚衛二、工場のベテラン職人、笠巻久之を演じる古舘寛治が参加した。
同院の関係者によると、この日の午前中の豆まき式には約2万人の参拝客が訪れた。 参拝客で一番乗りだった人は、2日午後9時ごろから訪れていたという。 同院関係者は、午後の豆まきの参拝客の数を合わせ「一日で約4万人の参拝客が訪れる見込みである」と話していた。
3年ぶりに同院内に設置された屋外特設舞台で行われた豆まき式。福原や赤楚が豪快に豆をまくと、それを受け取ろうと、持ってきた紙袋などをめいっぱい広げる参拝客らが喜ぶ声が多く聞かれた。 同院関係者はこうした光景をみて「3年ぶりに開催できて本当によかった」と、ホッと胸をなでおろしていた。 同日午後1時からは、落語家の桂春團治と桂米團治、同3時からは芸人の羽田たか志が豆まき式を行う。
また、同日午前に行われた豆まき式には、漫才師の宮川大助・花子も参加した。 花子は多発性骨髄腫で闘病中だが、豆まき式には車いすで参加。夫の大助や長女の宮川さゆみらとともに元気に豆をまき、参拝客からは拍手がおくられていた。