まんぷくの安藤サクラ 松坂慶子と一緒に「福は内」大阪・成田山
まんぷくの安藤サクラ 松坂慶子と一緒に「福は内」大阪・成田山
「交通安全祈願」で知られる大阪府寝屋川市の成田山大阪別院明王院で3日、毎年恒例の節分祭が行われ、NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロイン、立花福子を演じる女優の安藤サクラ(32)と今井鈴役の松坂慶子(66)が元気に「福は内」と豆をまいた。 【写真特集】まんぷくの福ちゃん 母と仲良く豆まきで「福は内」
交通事故防止と交通安全を広く訴えるため行われている
同院は「交通安全祈願」の専用祈祷殿がつくられており、交通事故防止と交通安全を広く訴えるため、1982年から同局のドラマに出演する俳優らに参加を依頼。1985年からは連続テレビ小説出演者が参加する恒例の行事となっている。
日本一の大きさとされる「千升大福升」を用意
同院では「お不動様の前では鬼でも改心してしまう」とされていることから「鬼は外」は言わず、「福は内」のみ言いながら、豆をまいていることでも知られている。 また、通常の千倍あるという日本一の大きさとされる「千升大福升(せんしょうだいふくます)」に豆が山積みにされており、訪れた人からは驚きの声もあがっていた。
早朝5時から並んでいた人も
同院によると、午前の部に訪れた人の数は2万2千人。一番乗りの人は、午前5時から待っていたという。安藤と松坂の姿が見えると、割れんばかりの拍手と「福ちゃん」「鈴さーん」という声援も多数聞かれた。 寝屋川市内から来たという男性(64)は「安藤サクラちゃんがかわいらしくて、松坂さんはきれいやった。孫もとても喜んで、福をいっぱいもらった。(ドラマの中の)ラーメンが早くできるのを楽しみにしています」と笑顔で話していた。
松坂「『お母さん』とか『武士の娘』と呼んでいただき」
安藤は豆まき終了後「成田山の豆まきは『福は内』としか言わないので、清々しい気持ちでした。お客さんからもたくさん声をかけてもらいましたが、豆まきの日に『“福”ちゃん』と呼んでもらえて嬉しく思いました」とコメントを寄せた。 松坂も「大阪らしく、おごそかな中にも活気がありました。護摩を焚いて浄めていただいたので、『まんぷく』の撮影ラストスパートに向けてとてもいい送り出しをしていただきました。『お母さん』とか『武士の娘』と呼んでいただき、親しんでいただいていることを肌で感じられました」とコメントを寄せた。
地元の寝屋川市出身の豪栄道も
同院では、午後にも豆まきが行われ、地元の寝屋川市出身の豪栄道が力強く豆をまき、再び多くの人でにぎわいをみせていた。