「たとえ悪いときがあっても」T・ヘルナンデス、活躍を支えた“原動力”とは?「僕が持っていたすべてを達成することができた」
ドジャースはFAとなり去就が注目されていたテオスカー・ヘルナンデスと現地時間1月3日(日本時間4日)、3年6600万ドル(約104億円)で契約合意に至ったことを正式に発表した。 【動画】優勝セレモニーで涙!T・ヘルナンデスが大観衆の声援に感極まる そんなT・ヘルナンデスはMLB専門局『MLB Network』の番組『MLB Tonight』に出演し、ドジャースでの昨年の活躍について語っている。 司会者から「LAがもたらすもの、エネルギーを生み出すものは何だと思う?」と聞かれると「チーム、フロント、監督、選手、コーチ陣が自分に自信を与えてくれる」と話し、「僕にとっては、グラウンドの中でも外でも、みんなが僕を支えてくれていると感じることができたから、2024年シーズンで、僕が持っていたすべてを達成することができたんだ」と、周囲の支えが原動力になったと言い切った。 T・ヘルナンデスは昨季、154試合に出場して打率.272、33本塁打、99打点の好成績を残し、ポストシーズンでも3本塁打を放つなど活躍。チームの4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇に貢献した。 「健康でいられたことは、今年の僕にとって最も大きなことのひとつだと思う。そして、彼らが僕に与えてくれる自信、たとえ僕の調子が悪いときがあっても僕を同じ場所に置いてくれて、フィールドに立たせてくれた」と話す32歳は、ドジャース移籍1年目で充実のシーズンを過ごせたことをあらためて強調した。 世界一連覇を目指すチームにとって欠かせない男が戻って来た。来季も大谷翔平らとともに強力打線を引っ張る。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]