衆議院議員選挙が公示されました。青森県内では合わせて11人が立候補しました。3選挙区制となった2017年以降では最多となります。政治改革や経済対策などを主な争点に、12日間の論戦を繰り広げます。青森2区を届け出順に紹介します。 青森2区には、前職1人と新人3人の合わせて4人が立候補しています。 国民民主党の新人 金濱亨（36）さんは、「生活者の代表」をモットーに掲げ、正直な政治姿勢と県民の手取りを増やすことをアピールしました。 【国民・新　金濱亨候補】 「国民民主党は、体系的な減税政策を訴えている唯一の国政政党になります。消費税5％への引き下げ、基礎控除等の引き上げによる所得税の減税。ガソリン代、電気代、税金の部分を調整することによって、皆様の生活費、生活コストの引き下げ。現役世代の増え続ける社会保険料負担の軽減。今必要なのは、国民負担を下げていく」 自民党の前の衆議院議員 神田潤一さん（54）は、曽祖父の元八戸市長の像の前で第一声を上げ、信頼を取り戻す大事な選挙だと訴えました。 【自民・前　神田潤一候補】 「大島（理森）先生から受け継いだこの議席を失うわけにはいかない。その大事な選挙になります」 「政治不信の問題、政治資金の問題で、大変強い逆風を感じながらのスタートになりました」 「もう一度、自由民主党に政権を託してみよう、自公政権にもう一度政策をやらせてみよう、そのように皆さんに思っていただけるか」 「皆さまと一緒に12日間、死力を尽くして戦っていくことをお誓い申し上げる」 共産党の新人 久保将（70）さんは、物価高騰や円安に対する家計応援や、賃金の高い都心部への人口流出を防ぐ経済再生プランを訴えました。 【共産・新　久保将候補】 「今、青森県の最低賃金953円、この30年間全く給料が上がらない。空白の30年と言われている。実質賃金も年間30万も引き下がっていますよ。こういう状態を変えるためにも、最低賃金を全国一律1500円以上にして大幅な賃上げにつなげる、この政策を実現します」 無所属の新人 松尾和彦さん（61）は、次世代の子どもたちが主導する地方創生の重要性を訴えました。 【無・新　松尾和彦候補】 「大学までの無償化や、海外の大学へも、本当に次世代の子どもたちが進む道を決めていきたい、こうなりたい。そういうときに支援をしていくことができる県域・日本に皆さんと一緒に変えていきたい」 「あえて三戸町長を辞職して、それでもこの国を、この地域を良くしていかなければならない」