ホウネンエビとカブトエビ 水田で元気に 長野県松本市
長野県松本市新村の水田で今年も、水生生物のホウネンエビとカブトエビの姿が見られている。ホウネンエビはゆっくりと移動し、カブトエビは活発に動いていた。 5月25日の田植え直後、くれき野生産組合が管理する田んぼで見つかった。ホウネンエビは体長2センチほどで緑色をしている。カブトエビは茶色で、田んぼの泥をかいて水を濁らせていた。 同組合は約20年前から、農薬を減らして米を作っている。地元の畜産農家にもらった牛ふんの堆肥を利用したり、米のもみ殻を使用したりして育てている。担当する北原明夫さん(77)は「昨年よりも多くのホウネンエビがいる。豊作になりそうだ」と笑顔で話していた。
市民タイムス