「今となっては非常に安い移籍金」

リーズで確固たる地位を築いている田中。 (C)Getty Images

　飛ぶ鳥を落とす勢いで評価を高めている。 　リーズの田中碧がチャンピオンシップ（イングランド２部リーグ）の“優秀すぎる７人”に選ばれた。英国のサッカー専門サイト『Planet Football』が伝えている。 【画像】名手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介！ 　今季、リーズに加入した26歳MFは当初、なかなか先発出場機会を得られなかったが、相次ぐ主力選手の負傷も影響し、10月からスタメンの座を勝ち取った。14試合連続で先発フル出場し、直近の２か月連続でクラブの月間最優秀選手にも選出された。 　すでにチームの中盤になくてはならない存在として君臨している田中を同メディアが、「チャンピオンシップでプレーするにはあまりにも優秀すぎる７人の素晴らしい選手」と題した特集で紹介。この日本人が持つ価値を強調した。 「今、このチャンピオンシップには数人の日本人トッププレーヤーが所属しているが、その中でも田中は間違いなく最高の選手と言えるだろう。リーズは夏にデュッセルドルフから340万ポンドで獲得したが、今となっては非常に安い移籍金に思える」 　また今後のステップアップにも言及。「この26歳は先発メンバーの一人として確固たる地位を築いており、現在の調子を維持できれば、将来は欧州５大リーグのいずれかに移籍することは間違いない」と言い切っている。 　現在、リーズはチャンピオンシップで２位につけている。チームが昇格を果たし、プレミアリーグ挑戦となるか、それとも田中のトップリーグへの個人昇格となるのか。行く末に注目だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部