マン・U、マグワイアとの契約延長交渉が複雑化する恐れ?来夏FIFAが介入する可能性も…
マンチェスター・ユナイテッドは、DFハリー・マグワイアとの契約問題が複雑化しているようだ。 【順位表:プレミアリーグ】 2019年に当時のDF史上最高額の移籍金で加入し、これまで公式戦219試合に出場してきたマグワイア。エリック・テン・ハーグ前監督時代にはポジションを失ったものの、11月から指揮を執るルベン・アモリム監督が採用する3バックシステムで出場機会を増やしており、今季は8試合に先発、5試合で交代出場している。 そんな31歳DFだが、現行契約は今季限り。1月には来季のフリー移籍に向けて、他クラブとの自由な交渉が可能になる。そして契約期間が残り半年に迫る中で、問題は複雑化しているようだ。 『The Athletic』によると、マンチェスター・U側はマグワイアとの契約を1年延長するオプションを持っている模様。しかし、行使可能な時期は来年の夏であるようだ。そのため、仮にマグワイアがそれまでに他のクラブと合意した後にマンチェスター・Uがオプションを行使しようとした場合、法的な問題が複雑化する恐れがあるという。 同メディアは、上記のような事態が発生した場合、FIFA(国際サッカー連盟)が介入して解決を図ることになると予想。そしてこれまでの例に倣えば、FIFAは選手側を優遇する可能性が高いと指摘している。 なおマンチェスター・U側は、マグワイアと「非常に前向きな話し合い」が行われていると認めている模様。しかし、選手側は2週間以内に他クラブとの交渉が可能であるため、マンチェスター・Uには時間的なプレッシャーが高まっていると伝えられている。 これまでナポリやガラタサライ、古巣レスターなどが移籍先候補としても伝えられてきたマグワイア。今後の動向に注目だ。