岩村明憲監督から掛けられた言葉を胸に…ソフトバンク育成1位の大泉周也をTNC五十嵐悠香アナが深掘り
TNCテレビ西日本の若鷹応援番組「とべとべホークス」の2月28日放送分が、公式YouTube「ももスポチャンネル」で3月1日に公開されました。今回、五十嵐悠香アナウンサーが深掘りするのはソフトバンク育成ドラフト1位の大泉周也外野手です。 ■努力の塊!育成ドラ1とにかく深掘りしちゃいます!【動画】 大泉選手をもっと知るために、「好きな食べ物」「特技」「ハマッていること」「感動したこと」「尊敬している選手」「俺のここを見ろ!」の六つの質問を準備した五十嵐アナ。 まず大泉選手は好きな食べ物を「ラーメン」と回答します。「出身が山形県なので、美味しいラーメンがいっぱいあって小さい頃からずっと好き」と理由を語ります。山形では冷たいラーメンが有名だそうです。 「打率も残してホームランも打てる。僕が目指している選手」。尊敬している選手には「近藤選手」を挙げました。加えて、独立リーグの福島レッドホープス時代、お世話になったという元メジャーリーガー・岩村明憲監督の名前を挙げました。自身がキャプテンを務めたことで交流が増え、食事には何度も連れて行ってもらうなどしたそうです。プロ入り前にバットをいただいたそうですが、「練習で使いすぎて折れたらいけないので、調子が悪い時に使う」と決めているそうです。さらに、岩村監督から掛けられた〝言葉〟も明かしてくれました。 このほかに、俺のここを見ろ!の項目では「持ち味、アピールポイント」と話す「バッティング」と記入。1日にこなすスイング数を聞いた五十嵐アナも納得の表情でした。 コメント欄には「ファームで結果を出せば今年中の支配下の可能性もあると思うので期待したい」などのコメントが寄せられていました。 ◇ ◇ ◇ 五十嵐悠香アナウンサーの取材後記「とべとべ悠刊号」!ファームの選手たちを中心に、ときにはプライベートの情報まで踏み込む番組の〝ウラ話〟を紹介します。
「大変だった」言葉ににじむ苦労
大泉選手が【感動したこと】に挙げたのは「(筑後の)寮の設備」でした。 大泉「独立リーグのときは一人暮らしだったので、ご飯をどうするか、いろいろと大変でした。寮はご飯も美味しいですし、練習したいときにできますし、その設備にすごく感動しています」 試合の日でももちろん、毎日自炊しなくてはいけなかったそうです。 五十嵐「どのくらい、その期間が続いたんですか?」 大泉「(独立リーグに在籍した)3年間はずっと一人暮らしでした」 取材のやり取りの中で、大泉選手の口から「大変だった」という言葉が4回もこぼれ落ちました。社会人野球と独立リーグを経てプロの世界に入った大泉選手。取材の受け答えも常に落ち着いていて、実年齢よりもずっと年長に見えました。野球に向き合える整った環境で練習が存分にできているので、これからどこまでの活躍を見せてくれるのかとても楽しみです。
西日本新聞社