【写真：Getty Images】

　明治安田J1リーグの2024シーズンは前半戦が終了した。昨季途中より新型コロナウイルスによる制限もなくなり、観客動員は2019年以前に戻りつつある。今回は、J1リーグクラブの今季のホーム観客動員数を集計し、1試合の平均入場者数をランキング形式で順位ごとに紹介する。（データは第19節終了時点）

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16位：京都サンガF.C. 本拠地：サンガスタジアム by KYOCERA 収容可能人数：2万1623人 今季平均入場者数：1万1511人 　サンガスタジアム by KYOCERAを本拠地とする京都サンガF.C.は、今季ここまでの1試合平均入場者数が1万1511人で、J1で16位となっている。 　2023シーズンの1試合平均動員数が1万3229人で、今季はこれに比べて大幅に減少している。その大きな要因として考えられるのは、チームの低迷だ。昨季13位だった京都は、現在降格圏の19位に沈んでいる。 　さらに、ホームでは1勝1分け7敗と、観戦にきたファンにほとんど勝利を見せられていない状況だ。一方でアウェイでは2勝4分け4敗となっており、サンガSを離れた方が結果を残せているという事実は、ファンにとって応援のしがいがないことかもしれない。 　昨季は観客動員数1万5000人超えが6試合あったが、今季はここまで0試合。残留のためにはホームでの成績改善は必要不可欠で、それが減少したファンをスタジアムに呼び戻す一歩になるかもしれない。リーグ戦のホームゲーム直近3試合では1勝2分けと調子が上がってきている様子で、客足にも良い影響があることを願っているはずだ。