勝てない西武の陰にミスあり…大矢明彦氏「しっかりやるのがプロの選手、若いから許されるという問題ではない」とバッサリ
◆ 「しっかりやらなきゃいけない」 西武がDeNAに完封負け。昨日に続く完敗で借金も今季ワーストの24まで膨らんだ。この日は序盤、DeNAのエース・東克樹に喰らいつき塁上を賑わせたが、最後までタイムリーを打つことができず、また守備面でも綻びが随所に散見され、ジリジリと失点を許してしまった。 15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた大矢明彦氏は3回、一死一・三塁で度会隆輝の鋭い打球をサードの児玉亮涼が好捕しながらも、結果的にサードランナーを生還させた場面に「サードゴロで1点。森の好走塁とDeNAの方は言ったんですけど。これはしっかりサードが捕ってステップして投げられてるんですよ。これは西武の方から言ったら、ボールが1塁側に逸れているんですよ。いい球だったらアウト。だからそれもしっかりやらなきゃいけない」とバッサリ。 さらに5回も森敬斗の放ったレフト線へのヒットを捕球した鈴木将平がセカンドへの悪送球でランナーをセカンドへ進塁させたプレーにも「相手はあの位置でとったらセカンドまでは行きませんよ。やはり自分が頭の中で思ってるようなことだけしか考えていないで守備をすると、ああいう凡ミスになってきちゃう」とコメントした。 最後にまとめて「走塁もそうだったし、送球ミスもあるしね。この辺はやはりしっかり教えていかなきゃいけないことでもありますし、しっかりやるのがプロの選手だと思います。 若いから許されるっていう問題ではないと思いますね」とかなり厳しめの言葉で締めくくった。 厳しい戦いが続く西武だが、その要因には“凡事徹底"ができていないこともありそうだ。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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