日本学生野球協会、高校10件処分 調査拒否の盛岡誠桜は調査報告書提出 前部長と監督が謹慎処分
日本学生野球協会は21日、都内で審査室会議を開き、高校10件の処分を決めた。 日本学生野球憲章違反の疑いがある事象の調査を拒否していた盛岡誠桜(岩手)は新たに報告書を提出し、3日に高野連が受理していた。すでに退職した前部長(49、講師)は部内暴力と暴言、虚偽報告、部外での不適切行為により無期謹慎処分に。監督(63)は部内での暴力と暴言、虚偽報告で、9月7日から26年9月6日まで2年の謹慎処分となった。 その他、決定した処分は以下の通り。 おかやま山陽(岡山)の副部長(37、教諭)は、部内での体罰で5月28日から6月27日まで1カ月の謹慎。 宇和島東(愛媛)のトレーナー(65、外部指導者)は、部内暴力で5月24日から6月23日まで1カ月の謹慎。 岡山(岡山)の監督(28、教諭)は、部内体罰で4月16日から5月15日まで1カ月の謹慎。 八重山商工(沖縄)の監督(31、部活動指導員)は、部内での暴言と不適切行為で3月26日から4月25日まで1カ月の謹慎。 日立一(茨城)の監督(53、教諭)は部内での体罰で5月27日から8月26日まで3カ月の謹慎。 中京(岐阜)のコーチ(56、外部指導)は、部内暴力で6月9日から7月8日まで1カ月の謹慎。 日大桜丘(東京)の監督(44、教諭)は、部内での暴言で5月17日から6月16日まで1カ月の謹慎。 伊香(滋賀)の監督(29、教諭)は、部内での暴言と体罰、報告義務違反で5月23日から7月22日まで2カ月の謹慎。