センバツ2022 組み合わせ抽選 高知VS東洋大姫路(兵庫) 大会第3日に初戦 /高知
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の組み合わせ抽選会が4日、新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンラインで開かれた。4年ぶりのセンバツとなる高知は、大会第3日(20日予定)の午後2時から東洋大姫路(兵庫)と対戦することが決まった。 高知市内の高知高校では、谷崎陽主将がオンラインで32校をつなぐ抽選会に参加。その後、学校から離れたグラウンドで練習していた他の選手たちの元に向かった。谷崎主将から抽選結果が告げられ、「チームみんなで戦っていけたら良いと思う」と鼓舞された選手らは、「はいっ!」と声を上げて表情を引き締め、練習を再開した。 大会は3月18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。【小宅洋介】 ……………………………………………………………………………………………………… ◆東洋大姫路 ◇夏優勝経験ある古豪 1963年、東洋大(東京都)の付属高校として創立された私立学校。89年に共学になった。全校生徒は1018(男子703、女子315)人。教育理念は「考えるを、学ぶ」で、自分で考えて物事の本質を理解する力を育む教育を目指す。難関国公立大を目指すスーパー特進や、野球部員が多く所属する体育コースなど計4コースがある(2022年度から2コースに改編)。 野球部は1963年創部の古豪で、これまで春夏計19回甲子園に出場し、77年夏に全国制覇した。OBにはオリックス、米エンゼルスなどで投手として活躍した長谷川滋利さん、ヤクルトの原樹理投手、ソフトバンクの甲斐野央投手らがいる。