【ダービー馬体診断】シックスペンス
「ダービー・G1」(26日、東京) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の吉田順一(栗東)、石堂道生(美浦)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【馬体診断】3歳馬の頂点に立つのはどの馬か?ダービーの有力馬をチェック 【シックスペンス B】 馬体は重厚感があり、これまで3戦して体重は480~490キロ台で推移。実際の数字以上に大きく見せ、緩さを感じるのはこれまでと同様。輪郭を見てもまだ成長の余地は十分で、もう少しメリハリがあっても良さそうな質感だ。体質面に課題があり、様子を見ながらの調整ではあったものの、タイムの計測を坂路オンリーにとどめられていたのが、前走のスプリングSからはコース追いも消化。大事に使いつつ成長を促し、着実に強化されてきた。毛ヅヤは良く、力強く立っている。(馬サブロー美浦・石堂道生) 〈1週前追い切り診断〉美浦Wで8F81秒0-35秒0-11秒3(馬なり)。サトノエピック(3歳オープン)との併せ馬。追走して内に潜り込むと、直線は重心をグッと下げて迫力満点の伸び脚。最後まで集中して走れており、楽々と好時計をマークした。馬体も無駄なく仕上がっており、万全の状態だ。