高校野球福岡大会で5年ぶり開会式…希望した81チーム参加「全身全霊のプレーで最高の夏に」
第106回全国高校野球選手権福岡大会が29日に開幕し、北九州市民球場で開会式と2回戦1試合が行われた。30日は1、2回戦11試合が予定されている。 【写真】6回北九州1死2、3塁、吉田の適時2塁打で生還する2塁走者・宮崎
5年ぶりとなった開会式では、選手たちが観客の手拍子に合わせて力強く行進。熱中症対策や遠方チームの負担軽減のため、出場135チーム中、希望した81チームが参加した。
選手宣誓を務めた星琳の小山琥太郎主将(3年)は「この数年、新型コロナや災害で多くの困難があったが、当たり前の出来事一つ一つに感謝できるようになった。支えてくれた全ての方に笑顔と感動を送るとともに、全身全霊のプレーで最高の夏にすることを誓う」と決意を述べた。
開幕戦は北九州白星
【北九州4―0玄界】 北九州は三回、単打や四球などで走者を進め、宮崎の犠飛で先制。六回には、吉田と中田の適時二塁打で3得点を挙げ、突き放した。玄界は4点を追う九回に単打と四球で満塁の好機を作ったが、あと1本が出なかった。