“アンフィールドの奇跡”再現なるか…クロップ「あの時は『失敗するなら、最も美しい方法で失敗しようと…』」
リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、“アンフィールドの奇跡”を回想しながら、意気込みを語った。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 【動画】サラーのゴールは幻に… リヴァプールは11日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝ファーストレグでアタランタと対戦した。しかし、本拠地アンフィールドでのゲームで、ジャンルカ・スカマッカにドッピエッタを許すなど3失点を喫して完敗。大きなビハインドを背負って準々決勝を折り返すこととなった。 そして迎える18日のセカンドレグ。前日会見に臨んだクロップ監督は、「チームミーティングで何を選手たちに話すか?」と問われた。すると、2019年のバルセロナとのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝でファーストレグを0-3で落としたものの、セカンドレグで4-0で勝利する大逆転劇で決勝進出を決めた“アンフィールドの奇跡”での試合前の言葉を引用しながら、今回も大逆転の奇跡を望んだ。 「(ミーティングについて)普段からそういう準備はしていないんだ。前日も、4年前もね。(バルセロナ戦前には)『失敗するなら、最も美しい方法で失敗しよう』といったのを覚えているよ。今回もまさに同じように思っている」 「我々はゲームに勝ちたい。勝ちたいのなら、良いプレーをすることだ。良いプレーをすれば勝つチャンスはある。そうすればわかるよ」 「先週の試合後にはスタジアムの誰もが『これで決まった』と思っただろう。しかし、あれから1週間が立ち、誰もすでに決まったことなんて思っていないだろう。我々はここにいる。良い結果を残せるかもしれないし、残せないかもしれない。明日ピッチで何ができるか見てみよう」 18日にアタランタのホームに乗り込むリヴァプール。果たして、5年前の再現は起きるだろうか。注目だ。