トラフグ300キロがアメリカへ 今シーズンの第1便が出荷
KRY山口放送
今年も、アメリカで下関の味を楽しんでもらいます。 今シーズンの第一便となるトラフグおよそ300キロがきょう(13日)、下関からアメリカにむけて出荷されました。 アメリカ・ニューヨークに向けて出荷されたのは、長崎で養殖されたトラフグで有毒な部分を取り除いたいわゆる「身欠き」およそ300キロ分です。 下関市彦島にある畑水産では、今朝、冷凍された「身欠き」の箱詰めの作業が行われました。 「こんな感じでガチガチに凍っていますここが皮でカマ身欠きが2本入っています」 下関市では、下関ふく輸出組合が1989年から、毎年、アメリカにトラフグを輸出しています。 今シーズンも3回に分けて例年並みのおよそ1トンを出荷する予定です。 きょう、発送されたフグは、現地時間の14日午前10時にニューヨークに到着する予定で日本食レストランなどで刺身や鍋などとして提供されます。 (畑栄次社長) 「アメリカはいろんな国の方々が来ていますので下関のフグを味わって食べていただきたい」 「どこの国の人が食べても美味しさは伝わると思うので鍋のあとの雑炊をアメリカでも楽しんでいただけたら」 次の出荷は、年明けを予定していて天然のトラフグや白子も輸出されることになっています。