ペドリ、ヤマル以外に…バルサ帰還のダニ・オルモが称賛する選手は?「『僕も同じくらい、それ以上に走ろう』という気持ちになる」
スペイン代表MFダニ・オルモが、今夏10年ぶりに帰還したバルセロナについて語っている。スペイン『スポルト』が伝えた。 【10月24日】バルセロナvsバイエルンのテレビ放送/ネット配信予定|チャンピオンズリーグ リーグフェーズ第3節 9歳だった2007年からバルセロナの育成組織で育ったダニ・オルモは、2014年にディナモ・ザグレブへ。そこで飛躍のきっかけを掴み、2020年1月に完全移籍したRBライプツィヒで公式戦通算148試合29ゴール34アシストと欧州トップリーグで継続的に活躍。そして、今夏スペイン代表としてEURO2024で得点王に輝き、欧州制覇の立役者の一人となると、8月に古巣バルセロナに6年契約で復帰した。 ラ・リーガのサラリーキャップを超過するために選手登録できない状況が続いていたが、8月28日の第3節ラージョ・バジェカーノ戦でデビューを飾ると、同試合から3戦連発。首位を走るチームにおいて大きな存在感を放っていた中、右ハムストリングの負傷により、数週間離脱していたものの、第10節のセビージャ戦ではベンチ入り。復帰が近づいており、再び輝きを放つことが期待されている。 そんなダニ・オルモはスペイン代表やディナモ・ザグレブ、ライプツィヒなどでタイトルを獲得してきたものの、サッカーキャリアにおいて「まだ何も成し遂げていない。もっとできることがあると感じているんだ。飽くなき気持ち。もっと勝ちたいし、勝ち続けたいよ」と豪語する。 「結局、僕らはタイトルを争う。僕らはフットボーラーであり、勝つことが好きだ。ビー玉で負けることさえ好きではないよ。僕らは常にすべて勝ち取ることを目指して頑張らなくてはならない」 そして、バルセロナに加入することは、「サイクルを終わらせることではなく、最大限の熱意とこれまでと同じ野心を持って、新たなサイクルを始めることだ。次のステップは勝利し、勝ち続けて皆に大きな喜びをもたらすことなんだよ」と主張する。 バルセロナには、代表チームでも共演する選手が多く在籍。ダニ・オルモはそんな古巣が「自分にとって最高のクラブ、チームだと確信していた」と語り、特にMFペドリやFWラミン・ヤマルがいることは自身の大きな助けになっていることを明かした。 「ペドリとなら完璧な連携ができるとわかっていたよ。彼は今、僕を最も理解している選手の一人。同じチームで1年を通じて彼と一緒にプレーすることは、僕にとってとても快適なことなんだよ。それに、ペドリだけじゃないよ。ラミンもそうだ。彼を使えば、とても簡単になる」 もちろん一方で、よく知らない選手もいる。その中でもブラジル代表のFWハフィーニャには驚きを示し、称賛している。 「彼は疲れを知らないんだ。僕は時々、彼に『ラファ、気をつけろよ』っていうんだけど、彼のボールへのプレッシャー、オフ・ザ・ボール時の取り返したいという願望がすごいんだ。そして、それが『こんなところで止まるわけにはいかない。近くにいる選手があんなに走るなら、僕も同じくらい、それ以上に走ろう』って気持ちになるんだ」