元猿岩石・森脇和成 50歳 5年ぶりライブで「白い雲」一時引退後に復帰、有吉弘行と連絡は
元猿岩石の森脇和成(50)が4日、都内で、デビュー30周年記念シングル「夢の続きを」のリリース&配信記念ライブを行った。ライブは5年ぶり。新曲や猿岩石のヒット曲「白い雲のように」も織り交ぜ、約1時間のステージを繰り広げた。 【写真】猿岩石の歌ウマ 名曲を歌い上げる 現在は舞台俳優として活動しており、歌のステージは久々。開演前に「猿岩石時代は2人で芸人ですという逃げ道があったけど、歌手としてちゃんと歌うということで緊張します」と苦笑いを浮かべていたが、美声を響かせて観客を魅了した。 95年に猿岩石としてデビューし、来年は30周年の節目。19歳で猿岩石としてコンビを組み、20歳で初のお笑いライブを開催。「白い雲のように」でヒットを飛ばし、栄光を見た後に芸能界を引退したが、舞台俳優として芸能界へ戻って来た。 30年を振り返って「途中、猿岩石を解散してからはほぼほぼ一般人だったので、抜けていることが多かったので、30周年はおこがましい」としつつも「単純に年取ったなって。昔の映像をたまに見ると、年取ったなって思いますね」と笑う。 猿岩石時代の絶景を再び見たいかと問うと、「もちろんあれはすごい事ですし『白い雲のように』ですごい景色だったけど、あれはあれ。ああなってしまうと色んな立場や責任だったり、自分がやりたいことができるのかというと、そうでもない。今の方が自由度が高い。こっちの方が性に合っている。大きな会場で歌うよりライブハウス。お芝居なら帝国劇場ではなく小劇場。たまには大きな劇場も良いけど」と地に足着けて語る。 元相方の有吉弘行とは「全く(連絡を)取っていない」というが、有吉が出演した22、23年のNHK紅白歌合戦をテレビ前で鑑賞したという。「去年は司会ですよね。すごいスマホが鳴るので、何かなと思ってテレビを付けたら歌っているなという感じだった」と振り返り、元相方の活躍ぶりを「もうすごいですからね」と感心する。 8月に50歳を迎え、自身の今後については「お芝居をやりながら、歌のお仕事もいただけたらやっていこうかなと。歌ってほしいと思ってくれる人が1人でもいたら歌おうかな」と語っていた。