【大井・レディスプレリュード注目馬】中央馬は全て重賞ウイナー 7頭立てでもハイレベル
大井競馬場で10月1日(火)に行われるレディスプレリュード(3歳上牝・JpnII・ダ1800m)。「Road to JBC」に指定されており、勝ち馬には佐賀競馬場で行われるJBCレディスクラシックへの優先出走権が与えられる。 【写真】重賞5勝目を狙うグランブリッジのこれまで 今年は7頭立てと寂しい出走頭数にはなったが、中央馬5頭はいずれも重賞ウイナーで、ハイレベルな戦いが予想される。JBC本番に向けて弾みを付けるのはどの馬か。発走予定日時は1日(火)の20時10分。主な出走予定馬は以下の通り。 ■グランブリッジ(牝5、栗東・新谷功一厩舎) 22年関東オークスを皮切りに重賞4勝。JpnIには手が届いていないが、牝馬ダート路線ではトップクラスの実力を持っている。近走は牡馬相手の重賞にもチャレンジ。昨年暮れの名古屋グランプリ、今年の川崎記念でともに2着と見せ場を作った。前々走のエンプレス杯ではオーサムリザルトに先着を許したが、同馬不在の牝馬限定戦なら負けられない。 ■アイコンテーラー(牝6、栗東・河内洋厩舎) デビューから長らく芝で活躍し、重賞でも見せ場を作ったが、昨夏からダートに矛先を転じる。初戦のBSN賞を2馬身差で制すと、シリウスS2着を挟んで、JBCレディスクラシックでJpnIタイトルをゲット。路線変更からわずか3戦で女王の座を射止めた。近走は勝ち切れていないが、川崎記念3着など実力は健在。ひさびさの白星を挙げ、本番に向かいたい。 ■アーテルアストレア(牝5、栗東・橋口慎介厩舎) オープン昇級後はくすぶっていたが、昨年の夏に名鉄杯を制すと本格化。続くレディスプレリュードでは、鋭い決め手で6番人気の伏兵評価を覆す完勝劇を見せた。その後もダート路線で存在感を示し、今年のクイーン賞、スパーキングレディーCでタイトルを獲得。今回の鞍上は、昨年勝った時と同じ武豊騎手が務める。同じコンビで連覇達成なるか。 そのほかにも、重賞3勝馬のライオットガール(牝4、栗東・中村直也厩舎)、昨年暮れの神奈川記念に続くタイトル狙うヴィブラフォン(牝5、美浦・高木登厩舎)などが出走を予定している。