地球観測衛星「だいち４号」を載せたＨ３ロケット３号機の機体は、６月３０日午後８時半ごろ、ロケット組立棟から姿を現し、およそ４００メートル離れた射点に３０分ほどかけて移されました。 　３号機に載せている地球観測衛星「だいち４号」は、現在運用中のだいち２号の後継機です。 　悪天候や夜間でも観測でき災害時の状況把握などに活用され、今後の国の防災や減災を担います。 　Ｈ３ロケットは「だいち３号」を載せた初号機の打ち上げ失敗を受け、２号機では実用衛星を載せずに打ち上げし成功しています。 　実用衛星を載せたＨ３ロケット初の打ち上げ成功が期待されます。 　Ｈ３ロケット３号機は７月１日午後０時６分４２秒に打ち上げられます。