先輩に「社会人2年目は6月から手取りが減る」と言われました。「月収21万円」なのですが、どれくらいの支払いが必要ですか? 生活がギリギリなので不安です…
住民税は後払いの税金 忘れた頃に支払いが始まることに注意
学生時代に年間100万円を超えるアルバイトをしていたなどといった場合を除き、多くの人は社会人2年目の6月と3年目の6月の2回、大きく手取りが減るタイミングがあります。社会人1年目をギリギリで生活していた場合、手取りの減少により生活が苦しくなる可能性があるため注意が必要です。 注意するのは2年目と3年目の6月だけではありません。例えば、昇進や転職で大きく給与がアップした場合は、翌年の6月から徴収される住民税に反映されます。 逆に年収が大きく減ったとしても、1年間は年収が下がる前の給与に対する住民税の負担を求められるのです。 大切なのは「住民税は後払いの税金である」という仕組みを理解すること。忘れた頃に襲ってくる手取り減少に対応できるように、家計に余裕を持っておくことが大切です。 出典 世田谷区 住民税について 執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部