アーセナル、イタリア代表DFカラフィオーリ獲得でボローニャとクラブ間合意 移籍金は約83億円
左サイドバックでもプレイ可能
アーセナルはセリエAのボローニャとイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの獲得に関して、合意したようだ。英『Sky Sport』が伝えている。 カラフィオーリは、22歳でボローニャに欠かせない存在として、チームをセリエA3位に導いた。その活躍が認められ、イタリア代表としてEURO(ヨーロッパ選手権)のメンバーにも選出されれると、グループステージ3試合にフル出場し1アシストをマークするなど、同代表のグループステージ突破に貢献。今夏のステップアップとなる移籍が確実視されていた。 移籍金は4200万ポンド(約83億円)程度で、この金額はアーセナルのミケル・アルテタ監督が就任してから6番目に高額である。近日中にもメディカルチェックを受け、正式に契約すると見られ、契約の進捗次第ではアメリカでプレシーズンツアーを行っているチームに合流する可能性もあるという。 カラフィオーリはセンターバックながらボールを運ぶ能力が高く、左サイドバックでもプレイ可能なユーティリティ性を持っている。その点がアーセナルから高く評価されたと見られている。しかし、強固なアーセナルのセンターバックコンビ(ウィリアム・サリバとガブリエウ・マガリャンイス)からポジションを奪うのは容易ではないだろう。そのため、まずは昨季出場メンバーが固定できなかった左サイドバックの起用が濃厚だ。 カラフィオーリはアーセナルでどのような活躍を見せてくれるのだろうか。ボローニャやイタリア代表で披露したパフォーマンスを期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部