吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文13完)反省して真摯に受け止めたい
会長・社長以外の経営陣は処分なしか
朝日新聞:すいません、朝日新聞【クロダ 05:30:06】です。失礼いたします。 岡本:お願いします。 朝日新聞:お願いします。処分の関係でご確認なんですけれども、今回、処分を受けられるのはホールディングス大崎会長と岡本社長のお2人が50%減、1年の減俸という。 岡本:はい。 朝日新聞:それ以外の経営陣の方々は特に処分はないということですか。 岡本:ありません。 朝日新聞:それはどうしてでしょうか。 岡本:代表2人が処分を受けるということです。 朝日新聞:代表2人が処分を受けるということの意味を教えてください。 岡本:それだけ重大なことで、重大なことだったということです。 朝日新聞:分かりました。あと、先ほどから社長は行動を改めるとかっていうことをおっしゃっていますけれども、具体的にご自身のどういう行動を、今後どう改めていかれるんでしょうか。 岡本:タレントさんや現場の子たちと、社員やタレントさんたちと、いま一度、真摯な姿勢で話を聞くというところからだと思っております。 朝日新聞:これまでは真摯に話を聞かれていないところがあった? 岡本:結果としてそういうことがあったと思います。 朝日新聞:最後にすみません、先ほどの質問で岡本社長でなければ続けられないことはなんですかという質問があった際に、みんなにあとで聞いてみますというふうにお答えがありました。非常に企業の社長として無責任というか、非常にビジョンを感じられない発言だと思いますけれども、どのようにお考えでしょうか。 岡本:まず所属のタレントがきちんと才能が発揮できて、その発揮できる環境を、どこまで環境をつくり、それがきちんとアジア、海外含めて展開できるかというところにおいて僕の役割があると思っていますので、それを目指して頑張るということです。
厳しいが愛のある社長だと思う
藤原:よろしいですか。あとすいません、みんなに聞いてみますというのは、やっぱり僕らのことを信頼してくれているということもあると思います。本当にお笑いに愛情を持ってというか、みんなに責任持って、厳しいですけれども本当に愛のある社長だと僕は思っております。伝わってない人がいるというのは、本当にまだまだ僕らもしっかりしないといけないところ、たくさんあると思うんですけれども、ここは本当にしっかりやっていきたいと思っております。よろしくお願いします。 中村:すみません、マネジメントの中村です。藤原が申し上げたように、僕も社長、本当に強面ですし確かに怖がっている社員もいると思います。ただ、これ本当にうそではなく、僕個人的には藤原よりも岡本のほうが頼れるところが実は大きかったりします。本当すいません、これは本音です。例えばなんかトラブルが起きて夜中にメールをしても、僕だからかもしれませんが、僕には返事をくれたりするというときも本当にあります。このことだけに限らず、前の部署から3年前にこのマネジメントに戻ってきたんですけれども、特にこの3年間は非常に密にやりとりができてたんじゃないかなというのは、あくまでこれは僕の目線なんですけれども、そう感じています。 さっき岡本が、みんなに聞くっていうのは、本当にまさにそのとおりというか、僕なんかにも基本的に、中村が考えることで問題なければどんどん進めろという指示をよくいただくことがあるので、なので先ほど、朝日新聞の方がそうおっしゃったんですけれども、現場に聞くというのはたぶんそういう意味が込められているんじゃないかなっていうふうに思います。 なので僕個人的にはこういう騒動がありましたけれども、やはりまだ入社して、僕、約20年なんですけれども、こういうことはなかなか起きないことだと思います。というか、起こしてはいけないことですし、自分がこの芸能界に携わって仕事をしていて、こういうことがなかなかないことに出くわしてしまったので、藤原やら岡本やら大崎と一緒に最大限尽力して解決していきたいなと思っておりますので、たぶんそれは僕の部下たちにもそういうふうに言っていこうかなと思っております。本日は長い時間ありがとうございました。