サッカー日本代表OBと夢の対決 郡山市選抜チーム 松井大輔さんら名選手集う
サッカー日本代表OBが集結する「ドリームサッカーin郡山」は24日、福島県郡山市の仙台大学サッカーフィールド郡山(西部サッカー場)で開かれ、日本代表OBと市選抜チームが真剣勝負を繰り広げた。 県、市、自治総合センター(東京都)の主催。宝くじの収益金を使った社会貢献事業「宝くじスポーツフェア」の一環で、市制施行100周年記念事業。元日本代表の松井大輔さん、福西崇史さん、城彰二さんら22人が参加した。 試合は金田喜稔さんや福西さんらのゴールでOBによる「ドリーム・チーム」が6―0で勝利した。華麗にシュートを決めるたびに、観客から大きな拍手が送られていた。 小学生250人を対象にしたサッカー教室も開いた。児童は往年の名選手からシュートやドリブルのこつを学んだ。 松井さんは子どもたちが素直に教室に取り組む姿勢が印象的だったと振り返り、「福島の人はいつも温かく、故郷のように感じる」と笑顔で語った。福西さんは「今日伝えたことを意識して、目指すチームに入れるよう練習を重ねてほしい」と子どもたちにメッセージを送った。
■手話の方法など周知 会場にブース設置 会場ではNPO法人市聴力障害者協会、手話サークル「こおりやま」、県手話通訳問題研究会郡山班が手話の方法などを周知するブースを設けた。 Jヴィレッジ(楢葉・広野町)がサッカー競技の会場となる来年の聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」の機運を高めるためのチラシを配った。手話でのあいさつや自己紹介法を担当者が来場者に説明した。 協会の小林靖理事長は「手話は耳が不自由な人にとって大切な言語。少しでも手話に興味を持ってもらえたらうれしい」と話した。 (郡山版)