松竹梅で白蛇 フラワーアーティストの佐々木氏 四日市・三十三銀本店に展示 三重
【四日市】三十三銀行(三重県四日市市西新地)は6―7日の2日間、菰野町出身・在住のフラワーアーティスト・佐々木直喜氏が「松竹梅にて幸運の象徴である白蛇を表現」した作品を本店4階の賀詞交歓会会場に展示している。 同氏の作品展示は2008年から続いており、賀詞交歓会が中止となった21年を除き、今回が17回目。同氏は北海道洞爺湖サミット、伊勢志摩サミットで装花担当を務めたほか、国内外での花生けで世界的に活躍。8日は同会場で作品を一般公開する。同行によると、エレベーターホール装飾、受付装飾も同氏が担当したという。 作品は全長約8メートルで、展示会場入口から順に松、梅、竹が使用されており、松が白蛇の頭、竹が尾を表現。同行によると、この日午前中に取引先約90社が来場したが、会場に一歩足を踏み入れるとすぐに白蛇の頭があるため、来場者は一様に驚いていたという。 さらに、同行グループ役職員に向けて発表された新年メッセージで道廣剛太郎頭取は「目的・意義」「真因の追求」の二つを心に留めてほしいと強調。「全ての行動に対して目的、意義を考えてほしい。『なぜ?なぜ?なぜ?』と3回自分に問いかけて考え抜いてほしい。銀行の成長を展望し、全員で前向きな思いを一つにして、この一年を価値あるものにしていこう」と呼びかけた。