【動画】阪南市で「やぐらパレード」20町のやぐら集結。12、13両日は秋祭り/大阪
大阪府阪南市で5日、秋の風物詩「やぐらパレード」が行われ、同市内20町のやぐらが集結。同市内で勇壮な走りをみせ「そーりゃそーりゃ」という掛け声が街中に響きわたった。同市では12、13両日に秋祭りが行われる。
阪南市役所前に20町のやぐら集結
同市のやぐらは、大きな二輪のコマで走り、後方に直径1.5メートルほどの大太鼓がある。笛の音に合わせてたたかれる。やぐらは江戸時代から始まったと言われており、四輪の「だんじり」では山道などを走りづらいため、このような形になったと言われているという。 5日のパレードでは、同市役所前に20町のやぐらが集結。威勢のいい太鼓や掛け声、そして音頭に合わせ上下左右に動くなどしながら勇壮に街を駆け抜けた。また町によっては尾崎駅前などで、豪快なやりまわしを見せるなど、それが決まるたびに見物人らから大歓声があがった。
12、13両日に「秋祭り」を実施
同市では、12、13両日に「秋祭り」を実施。国の重要文化財でもある波太神社への宮入りで、やぐらが一気に七段の石段を豪快に駆け上がる宮上がり(みやあがり)などを見ることができる。詳しい問い合わせは、阪南市市民部商工観光課(072・471・5678)またはsyoukou@city.hannan.lg.jpまで。