「万博やめて被災地支援を」 大阪、市民団体が座り込み
2025年大阪・関西万博開幕まで1年となるのを前に、大阪市の市民団体「夢洲カジノを止める大阪府民の会」のメンバーらが万博中止を求め、大阪市役所前で3日間の座り込みを始めた。初日の10日は「万博をやめて能登半島地震の被災地支援を」と訴える横断幕を掲げ、開催反対の署名集めやビラ配りをした。 25年万博を開幕1年前の13日以降に中止した場合、日本側が参加国などに支払う補償金は最大約2.4倍に跳ね上がる。同会は「負担が少ないうちに中止すべきだ」として、12日まで朝~午後6時に座り込みを行う。 同会のメンバーは10日、反対を求める文書を近畿経済産業局に提出した。