栃木SC 来季の小林伸二監督の続投を発表
サッカーの栃木SCは13日、今シーズン途中から指揮を執った小林伸二監督が来シーズンも監督を務めると発表しました。 小林監督は、成績不振を理由に今シーズン途中で退任した田中誠前監督の後を受けて、5月19日の第16節仙台戦から指揮を執りました。 6月16日の第20節大分戦で勝利を挙げましたが勝ち切れないゲームが続き、10月27日の第36節清水戦でJ3への降格が決定。監督就任後の成績は4勝10分け9敗でした。 小林監督はこれまで4つのクラブをJ1昇格に導き、栃木SCとしては戦術面の浸透、早期のJ2復帰を目指して小林監督に来シーズンを託したことになります。 【小林監督コメント全文】 まずはじめに、今シーズン支えていただいた皆さまにおかれましては、1年間素晴らしい力をいただき、ありがとうございました。 今年の5月から監督を務めさせていただいてから、一生懸命やってくれた選手に対し、私自身の戦術の落としこみ方やあと一歩選手を理解して指導することが足りないということを痛感したシーズンでした。 この責任どう取るべきかというのをずっと考えてきましたが、来季も栃木SCの監督として栃木の為に戦っていくことを決めました。終盤戦の上位チームとの対戦や最終戦で選手たちの素晴らしさを改めて感じ、戦術をさらに徹底して落とし込むことができれば、今シーズンの負けを引き分けに、引き分けのゲームを勝利にもっていくことができるのではないかなと思っています。 短い期間ではありましたが、このチームがすごく好きになり、ここまできたチームをもっと強くしていきたい、皆さんと一緒に喜び、県民の歌を歌いたいと思っています。選手がもっと躍動してサッカーができるように、そして栃木をもっと愛せるように。 来年はJ3という舞台となりますが、今シーズンの悔しさを忘れずに日々の取り組みから目標の達成へ向けて前進していきたいと思います。ファン、サポーター、ホームタウン、そしてスポンサー企業の皆様におかれましては、目標達成へ向けて、引き続き共に戦っていただけますよう宜しくお願いいたします。
とちぎテレビ